和久里で行われた市の塔供養法要と壬生狂言にお招きいただきました。

供養法要に続き市の塔を囲み大般若経の転読が行われ松崎小浜市長と一緒に私も参加させていただくことが出来ました。

大般若経の転読は見聞きしたことはありましたが自身が転読させていただいたのは初めてで感激でした。

続いて午後から和久里壬生狂言を鑑賞させていただきましたがどの番組もユーモアたっぷりで楽しいものでしたが、この壬生狂言は京都壬生寺の壬生狂言の流れをくむ無言の仮面劇で、子年と午年に行われる西方寺境内に建つ宝篋印塔の七年供養祭に奉納されるもので、次回は平成32年４月中旬の予定です。

京都・壬生からどのように伝わったのかは明らかではありませんが、和久里で伝承されている九つの演目の中には、京都と共通するもののほか、京都ではすでに演じられなくなったものも残っており大変貴重なものといえると思います。今日は京都壬生寺の管主様もお越しになりご挨拶をされました。

幸い和久里区には若い衆が多く残っており貴重な祭りが伝承されていますが、今後も末永く伝承されることを願いますし、また伝承されるようにさまざまな工夫が必要なのかもしれません。