福井県議会議員 西本正俊 Official Web site

活動報告

平成26年09月17日

九月県議会
一般質問

この三連休はほとんど自宅にこもり一般質問の原稿を書いていました。

それでも、13日は若狭地方最大の秋祭りである「放生祭り」の各区の陣へお祝いの挨拶回りをさせていただいたり、14日はご招待をいただいた「平成二十六年度 池坊福井県連合支部花展」に寄せていただいたりしました。

さて、一般質問ですが今回の九月県議会では、①人口減少時代における福井県の政策の方向性について、②舞鶴若狭自動車道全線開通の効果と今後つにいて、③超高齢化社会への対応について、④「やさしい日本語」の導入について、の以上四点について西川知事の所信を質す予定になっています。

①については、国も地方も避けて通ることのできない喫緊の課題です。私としては知事から代表質問で示された福井県の課題の四点について質疑を行うのとあわせて、出産、子育てか仕事かではない「両立させる社会」を実現させることによる人口減少対策を打つべきとの提言を行う予定です。
②については7月20日に全線開通した舞鶴若狭自動車道の各種効果をお聞きし、今後それを継続発展させる方策を質す予定です。さらには京都縦貫自動車道が今年度中に全線開通する予定であるため、この新たな南北軸を取り入れた観光行政の必要性について知事の認識を質す予定です。
③については、ますます進展する超高齢化社会において特別養護老人ホームの増設の必要性について知事の認識を質す予定です。
④については県民の方からご提案をいただいたものを福井県に導入してはどうかと知事に提案するものです。

いずれにしましても、県民のさらなる福祉の向上につながるものにしたいと考えています。なお、一般質問は18日(木)と19日(金)の両日にわたって16人の議員が質問に立ち、それぞれの視点から西川知事の所信を質す予定です。私は19日の13時から質問に立つ予定で、この模様は福井県議会のホームページで中継と録画で見ることができますので是非ご覧いただきご意見をいただければありがたく思います。

平成26年09月12日

代表質問

今日の本会議は自民党会派と民主党会派による代表質問が行なわれました。

両会派ともに舞鶴若狭自動車道の全線開通後効果とその後についてなども質問していただきました。嶺北の議員にも関心を持っていただき地元議員として感謝しています。

この後は私が一般質問でさらに議論を深めて若狭地域の観光業界の好調維持と他産業への波及などにつなげたいと思います。

平成26年09月10日

九月県議会開会

九月県議会が始まりました。

今日の本会議で西川知事の所信表明(提案理由説明)があり、県内の経済状況の認識から始まり、人口減少問題、北陸新幹線、県都デザイン戦略、エネルギー研究開発拠点化計画、LNGインフラ整備、原子力行政、原子力防災対策そして西川知事のマニフェストとなる「福井新々元気宣言」に沿って「元気な産業」「元気な社会」「元気な県土」「元気な県政」により8部局(総務部、総合政策部、、安全環境部、健康福祉部、産業労働部、観光営業部、農林水産部、土木部)に関する施策について方針が説明されました。

私としては、人口減少問題、原子力防災対策、超高齢化社会への対応、舞鶴若狭自動車道全通の効果などについて一般質問、厚生常任委員会、予算特別委員会において質疑と提言を行い議論を深めて県民のさらなる福祉の向上に努めたいと考えています。

平成26年09月07日

嶺南地域リーダー
研修会

嶺南地域の婦人会・女性の会会員の皆さんと嶺南地域選出の県議会議員との研修会が開かれましたが、今年で第六回目で私は毎回出席させていただいていることになります。

①北陸新幹線について、②道州制に関する議論について、③TPPに関する議論について、④これからのエネルギーについて(原発関係含む)を中心に質疑が行われ、また人口減少問題についても質疑が行われました。

特に人口減少問題について婦人会より、①若者が県内で働ける場所が必要、②若者が楽しめる場所が必要、③男女の出会いが県内にはないのではないか、④出産、子育ての土壌がないのではないかなどの意見が出されました。

人口急減、少子化、超高齢化社会については六月県議会に引き続いて九月県議会でも議論の中心のひとつになるものと考えられ、私も先月東京での元総務大臣の増田寛也氏の講演会の内容をもとに議論を深めたいと思います。

平成26年09月06日

観光地
状況調査

舞鶴若狭自動車道の全線開通を受けて、開通後の観光客の状況を調査しました。

地元紙のデータを見ると嶺南の観光客は20%増。道の駅若狭おばまで19%増、県立若狭歴史博物館では353%の増となっています。

調査に協力いただいたお店では夏休み期間中の天候不順が響いたものの10%は確実に来客数が増えているとのことです。またこれまでの関西の外に嶺北と中京(岐阜県、愛知県)からの観光客が増えたとのことで、「つながったから来た(中京)」、「時間短縮で近くなったから(嶺北)」、特に嶺北からのリピーターの可能性は大きいとも話しておられました。

現在のところ舞鶴若狭自動車道の全線開通の効果がでていますのでこの好調をいかに「継続」させるかが今後問われてきます。あわせて観光のみならず農業や他の産業への波及の考え方や方策についても九月県議会で議論を深めたいと思います。

いずれにしてもこれまで以上に官民が一体となって若狭路の誘客の増大に向けて一致協力し汗をかかなければなりません。

平成26年09月05日

9月県議会
補正予算(案)

10日から始まる9月県議会に上程される補正予算(案)などの説明会がありました。

補正予算(案)の規模は40億円で一般会計の規模は4,862億円となります。

補正予算(案)での西川知事のポイントは、① 人口減少対策(人口減少問題に対する調査と戦略の策定、県外若年層等の誘致促進)、② 北陸新幹線の整備促進と開業を活かした誘客の促進(埋蔵文化財調査等の促進、恐竜を活かしたPR・誘客の促進)、③ 福井新々元気宣言の実現(福井県の強みを活かした産業の育成、防災・緊急時安全対策の強化)となっています。

補正予算(案)の中で特に評価するのが「土砂災害警戒区域等再調査事業」で、先月の広島市での土砂災害を受け、花崗岩(マサ土)地域の地質調査を実施し、土砂災害警戒区域などの指定・見直しを行い警戒避難体制の強化を図るための予算が提案されていることです。県民の生命・財産・身体を守るという行政の大命題に素早く対応している点を評価したいと思います。

平成26年09月04日

県内視察

今日は県議会厚生常任委員会の県内視察が行われ参加してきました。

視察先は若狭町の世久見にある海浜自然センター、三方五湖の水月湖の年縞、そして福井ふるさと学びの森です。

海浜自然センターは舞鶴若狭自動車道の全線開通に合わせ、本年4月26日にリニューアルオープンした施設で、展示内容は目と手で楽しめるもので、さらには「スノーケリングで水中世界を探検」などの自然教室も満載です。

舞若道の開通前と開通後の入館者数はほぼ倍となっています。実体験のできる環境ですので皆さんもお子様連れで訪れてください。

平成26年09月02日

地域の活力
を想う人材

小浜市内の一番町、宮川、遠敷、今富、中名田の五つの地区では地酒を造り地域の活性化に一役買っています。

昨日関係者の方からこのことに関して説明があり、今月の27日に「御食国地酒を愛する会」を立ち上げるに当たり、今後の活動内容や活動補助金のご相談もいただきましたので、早速今日議会

に登庁して関係部局から活動補助金に関してヒアリングを行いました。

調査をしてみると可能性のある補助金がいくつかありました。さらにはいま流行の「クラウドファンディング」の説明も受けることができました。

地域を想う志ある方々の活動を応援させていただけるよう地元議員として最善を尽くしたいと思います。もちろん汗をかくことも一緒にさせていただきます。

平成26年09月01日

八朔神事

今日は小浜市の今富地区にある多田区六所神社祭礼の八朔神事にお招きをいただきました。

多田神社 六所明神の八朔神事は地域の安泰と家内安全そして五穀豊穣を祈念する神事です。またこの年に厄年を迎える区内の老若男女の厄払いも祈念していただきます。

皆さんは「神仏混合」とか「神仏習合」をお聞きになられたことがあると思いますが、今日の八朔神事はまさに神仏が御一体で多田神社のご住職が御神殿の御尊前で神官をお勤めになられました。

日本の伝統、古き良きものを大切に末代まで伝えていくことも今に生きる私たちの使命だと改めて感じたところです。