平成26年05月26日
河川浚渫の推進
福井県知事など10県の知事でつくる「命と生活(くらし)を守る新国土づくり研究会」が今月23日に国土交通省に提言書を出されています。
提言項目は9項目におよびますが私が特に注目したのは、福井県の西川知事が提言された「浚渫の推進と土砂の再利用の拡大」についてです。
長年の蓄積と近年の大雨により大量の土砂が河川に堆積しており、豪雨時には川から水があふれ出るのではないかと不安を覚えますが、河川に堆積した土砂は産業廃棄物扱いとなり、その処分費用に相当なお金がかかるため、なかなか河川の浚渫が進捗していないのが現状です。
そこで、西川知事が提言された内容はまさに時宜を得たもので評価されるものと考えています。地域住民の安全安心のために国土交通省の調査研究が進むことを期待したいと思います。
一方、私からは県の河川課に対して河川浚渫土砂の民間無償提供の条件を緩和し、少しでも浚渫が進捗するように求め、河川課として検討する旨の答弁がありました。