平成26年06月01日
つながる 広がる
越前若狭
「海湖と歴史の若狭路」キャンペーン・記念シンポジュームに出席しました。
西川知事、笹岡県議会議長、河瀬敦賀市長の挨拶、そして舞鶴若狭自動車道の愛称「若狭さとうみハイウエイ」の名付け親である美浜町の西野さんへの表彰式に続いて基調講演(講師:沢登次彦じゃらんリサーチセンター長 テーマ:観光動向とこれからの観光地域づくり)とパネルディスカッション(テーマ:地域をつなぎ、輝かせるために ~嶺南と嶺北の交流促進)が催されました。
沢登次彦講師の御講演で特に耳に残ったのが、「社内マーケティング→地域マーケティング つまり地域のいいとこ探しを徹底的に行うこと。社内(地域内)の人間が自社(地域内)の製品をお金を出してでも欲しいと思わせないと人(地域外)は買ってくれない」ということです。
当たり前のことかもしれませんが私自身見逃していた視点でした。このことは「ご当地愛の重要性」→「観光振興の起点は地域愛」が大切だということです。
一方、パネリストの勝木健俊福井県観光連盟会長が「遠くの一見さんより、近くのリピーター」を大切にしたい。その観点で、福井県と隣接する京都府、滋賀県、岐阜県、石川県、富山県(北陸3県として)で908万人の人口があり、908万人のリピーターをつくるという発想で考えたいし、その核として嶺北が担いたいと述べられました。